今回、ご紹介するのは
料理の基本中の基本の
包丁。
『Minono(ミソノ)の包丁』は
わたくしが料理人として見てきたなかで
先輩や同僚、後輩までみんなひっくるめて
8割以上の方々が愛用していた。
料理業界のではこの
『Misono』は『定番』なのである。
なかでもこの『440シリーズ』は
勝手な予想になってしまうが、全国の西洋系の料理人
のなかで最も使われている包丁なのではなかろうか。
普段、仕事では
『牛刀』『筋引き』『ガラすき』『ペティ』の
4本を使っているが、
このうちの3本は『Misono』である。
写真のものは『スライサー』と呼ばれる
18cmの『筋引き』である。
通常『筋引き』は24cm以上のものがほとんどだが、
『Misono』にはこの短いサイズがある。
狭い厨房で働いていた頃はこのサイズが
すこぶる使いやすく、お気に入り1本だ。
簡単な包丁の役割だが
『ペティ』は主に『細かい作業や小さい野菜、果物のカット』
『牛刀』は『大量の野菜のスライスや肉のカットの万能型』
『ガラすき』は『骨付きの仔羊や鶏、
丸魚を捌く硬いもの専用』
『筋引き』はその名の通り『牛ロースなどの塊肉の筋の掃除や
おろした魚を切り身にしたり特に切れ味が必要なもの』
もちろんそれぞれの食材の大きさや質、個人の使いやすさで
多少は使う包丁は変わるが、おおまかにこんな感じだろう。
鋭い切っ先なので筋を掃除しやすいです
シンプルでいて無骨な業務用っぽさがカッコイイです
今回は特に気に入ってる『筋引き』の写真のみですが
もちろんいろんな種類の包丁があるので興味がある方は
ホームページでご確認ください↓
ミソノ刃物株式会社
実はこの『440シリーズ』の上には
『UX10シリーズ』という最高峰グレードがあり
この包丁を揃えている人を見ると
『羨ましい』という感情と同時に
『こいつには絶対に負けたくない』という
反骨心が芽生えるのである。
とはいっても
『440シリーズ』で十分おつりがくるくらい
プロのハードな仕事の耐えうるので
間違いなく素晴らしい包丁である。
家庭用なら
『三徳包丁』がなんだかんだいって
一番役に立つんじゃないでしょうか。
最近では海外の有名シェフも『日本製の包丁』を好んで使われていて
『Misono』ブランドはそういった方々にも人気があります。
日本製の『モノ』が海外で評価されることに
わたくし自身、とても嬉しく思い、誇りに思います。
また質の高い作り手である方々を
心から尊敬し、道具を大切に扱うことを
日々忘れないようにしていきたいです。
料理業界の『定番』を家庭でも是非。
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